老司書のつぶやきです。

NO2_老司書のつぶやき

by 老司書

  • 2014年11月10日 17:25

 11月に入り、今年の図書館界の最大イベント、図書館大会と図書館総合展も終わった。

会期は図書館大会が10月31日・11月1日、総合点が11月5~7日、参加費は大会が7000円、総合展が無料、今年の会場は大会が明治大学駿河台キャンパスで総合展は例年のとおり横浜のパシフィコ横浜であった。

 これを地方からの参加者の目で見ると、今年は開催日程が近く、開催場所も両者とも京浜地区であったので、比較的出張で参加しやすいが、それでも10月31日から11月7日まで、全プログラムへの参加を想定すれば、1週間余の時間が必要で、その間の宿泊費等出張経費は相当の額に上る。

 内容的にみると、図書館大会は2日目に各分科会が開かれたが、課題別分科会よりも圧倒的に従来型の館種別分科会が多く、参加者もリピーターともいうべき、各館種から、関係分科会へ、お馴染さんが圧倒的多数と思われた。反対に課題別分科会への参加者は多くはなかった。

 一方の図書館総合展は昨年に引き続き参加者は3日間で約3万人、展示、フォーラムともに内容は一層の充実を見、デジタル化時代の図書館像の提示に絡む講演・展示も豊富で、参加費は無料であり、地方からも総合展のみの来場者も多かった。

 これらの参加者の多くの願いは図書館総合展と図書館大会の統合である。この願いは提唱されて久しい、しかし実現を見ないのは、図書館総合展実行委員会からの申し入れに対し日本図書館協会の拒絶にあると言う。その理由は図書館大会実施によって、日本図書館協会側に若干の収益があるからという。確かに一人当たり7000円と言う法外な参加費の徴収を行うからにはかなりの収益も上がるのであろう。しかし、このような参加費を払えるのは限られた人たちであり、多くの図書館に関心を持つ人や、関係の学生たちの参加を阻む理由にもなる。実際図書館大会への参加者は地震で参加費を払わず勤務先から出張旅費に含めて参加費が支給される人たちが大半であろう。このような既得権者の集合体であることが日本図書館協会の最大の弱点である。

 このようなことからも図書館大会は図書館総合展に吸収されるべき時が来ていると感じる。

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